鉛筆 さくらタイム「めざせ国際人」

 

心配された台風25号は四国より北側にそれたため、それほど、おおきな被害は出ていないようです。登校中の子どもたちとの会話では、祭も楽しむことができたようでした。

 

さて、先週、10月4日(木)に6年生の国際理解体験学習がありました。遅くなりましたが、そのときの様子をお伝えします。

 

【 6年生・さくらタイム「めざせ国際人」 】

 

グアテマラに共和国に滞在したことがある方が講師として来てくださいました。

 

はじめに、世界のいろいろな国のあいさつの紹介がありました。国によって、笑ったり、ハグしたりなどあいさつもいろいろです。慣習が違うのです。あいさつだけではありません。ほかにもいろいろ違うことがあります。日本では普通のことでも外国では通じないこともあります。場合によっては相手に不愉快な思いをさせたり、怒らせたりしてしまうこともあります。逆のこともあります。外国では普通のことでも日本では下品なことであったり、してはいけないことであったりします。

例えば、料理を全部食べるのが礼儀という国もあれば、少し残すことが礼儀という国もあるのです。国によって地域によって違うことを理解する認め合うといったことを6年生は学んでいます。

 

ワークショップ「世界がもし100人の村だったら~さくらしょ村編~」

今、世界には約73億の人が住んでいます。それがもし、さくら小の6年生くらいの人数だったらどうなるのかというワークショップが行われました。

 

 

 下の写真に3つの飲物が写っています。1つは水。もう1つは薬。そして3つ目は毒です。「水」「薬」「毒」と外国語で表示されていますが読めません。だからどのコップが毒なのか分かりません。

 

6年生3人に字が読めない恐怖を体験してもらいました。もちろん、毒の表示のコップに毒は入っていません。中身は塩水です。死ぬことはありませんが、やはり何か分からないものを飲むのは怖いですね。

 

毒は写真の一番左側のコップに入っていました。

 

字が読めないということは、本当に困りますね。私たち日本人はほとんどの人が読めるし、書けるし、話せます。難しい漢字が読めなかったり意味が分からなかったりすることはありますが、読んだり書いたりすることができるのは学習してきたからです。話せるのもそうです。特に学習した意識はなくても小さい頃から音声にふれて脳が学習してきたのです。

6年生は今回の学習で、外国には、自分の国の言葉が話せても、読めない、書けないという人がたくさんいることを知りました。それは、勉強しなかったのではなくできなかったのです。貧しい国では生きていくのやっとで学校に行くことができない人がたくさんいるのです。字が読めない人は「毒」と知らず飲んでしまうこともあるのです。生活に困ってしまうことがたくさんあるのです。

 

 

また、世界の栄養状態や食糧事情についても知りました。

食糧が不足し栄養状態が悪い国もたくさんあります。死亡原因のトップが餓死という国もあります。栄養状態が悪く、大人になるまでに死んでしまう子どもがたくさんいる国もあります。

日本では、1秒間におにぎり約8600個分を捨てているそうです。

食べるものがない国、食べものを捨てている国、いろいろな国があります。日本人に生まれてよかっただけでは済まされない問題がたくさんあるのですね。せめて、さくら小の子は好き嫌いなどせず、食べものを大切にしたいものです。

 

この他にも、世界の国のいろいろな事情を知りました。問題もたくさんありました。

この学習を通して、世界の文化、風習、問題などについて考えることができました。そして、自分たちにできることは、それらを理解すること、認めること、そして自分たちの国の文化や風習などを大切にすること、互いに分かり合うこと、など様々なことを勉強しました。

身近なところでは、友達のことを理解し、認め合い、互いに大切にし合うことを学んだのではないかと思います。